2011年12月号

2011年12月号

A4版・54頁

非売品

主要統計

主な内容

◎Report 
   生産性の高い経営でマーケット参入する外資系企業
◎鵜目鷹目
   超円高でコスト削減にとりくむ九州・山口の製造業
◎九州の景気
   生産活動と設備投資に陰り
◎GenerationZ
   外資系企業による新たな発想・経験への期待

【Report】 生産性の高い経営でマーケット参入する外資系企業

  当会ではこの度、九州・山口の外資系企業一覧を取りまとめた。九州・山口に進出している外資系企業は、実はその大多数が地場に密着したビジネスを展開して いる。外資系企業の中には、地場企業とは異なる視点・考え方を持ち込み、生産性の高い経営を実現している企業も存在する。
  • オランダに本社を持つ畜水産飼料の大手、スクレッティング(株)は、日本本社を福岡市に置き、伊万里市には自社工場を保有、2011年4月にはアジア初の研究開発拠点を鹿児島に設立。九州・四国、さらには韓国の養殖マーケットをピンポイントで開拓する戦略的な狙いを持つ。

 

  • 2001年にフランス資本を受け入れた麻生ラファージュセメント(株)は、地場密着型のセメント業界にありながら、グローバルな経営手法を導入し、業界トップ の利益率を誇る企業へと変貌した。コスト・キャッシュ重視の経営、全社員の貢献度の可視化、顧客・社員への徹底した情報公開など、先端的な経営改善の成果 が現れている。

【鵜目鷹目】超円高でコスト削減にとりくむ九州・山口の製造業

  過去最高水準の円高の影響を探るため、九州・山口の製造業に対してアンケート調査を実施した。

  •  海外との直接取引していない企業でも「取引先からの値下げ要請」や「受注減少」の影響あり。
  •  円高が長期化した場合の対応策は、大部分を「経費の削減」という形で実施。
  •  九州・山口企業の平均想定為替レートは10月中旬時点で1ドル=81.8円。生き残りをかけたコストカットは、さらに厳しさを増している。

 

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