2012年2月号

2012年2月号

A4版・34頁

非売品

主要統計

 

主な内容

◎Report 
   人口減少時代の九州・山口の人口推移
◎GenerationZ
   学生の約半数が屋台利用経験あり、7割強が存続を希望
◎ワンポイント解説
   都市周辺で並行して進む人口増加と高齢化
 

【Report】 人口減少時代の九州・山口の人口推移

 2010年国勢調査をもとに将来人口(2015~2035年)を推計したところ、九州・山口では2000年をピークとする人口減少が将来にわたって続く結果となった。人口の減少ペースは拡大傾向にあり、全国に比べても減少幅は大きい。また、九州・山口の高齢化率(65歳以上人口の比率)は、2010年の24.2%から2035年には35.2%まで高まると予測される。
 

  •  推計によると、九州・山口の人口は2015年に1,579.9万人(2010年比1.6%減)、2020年に1,544.1万人(同3.8%減)と減少傾向が続く。2035年には1,346.2万人(同16.1%減)となる見通しである。

 

  •  推計によると、今後は都市部(県庁所在都市など)においても少子高齢化が進展することが明らかになった。アジアに近い利点を生かした交流人口の拡大など、人口減少時代への対応を進める必要がある。

 

【ワンポイント解説】都市周辺で並行して進む人口増加と高齢化

 

 2010年国勢調査をもとに、九州・山口の市町村における人口増減の要因分析を行った。
  •  2005~2010年の人口増減率を市町村別にみると、県庁所在都市の周辺にある郊外型ニュータウンで人口増加率が高い傾向となった。

 

  •  単身世帯の増加傾向が続いている。特に大規模工場や企業が進出した地域で単身世帯の増加傾向が強い。

     

  •  離島、中山間地域の高齢人口の増加はピークアウトし、減少に転じている地域もある。

     

  •  郊外型ベッドタウンの高齢化が顕著であり、その対応が今後の課題となる。

 

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