2013年3月号

2013年3月号

A4版・36頁

非売品

主要統計

 

主な内容

◎Report
  アジアの高齢化と介護ビジネスの展開 

◎ワンポイント解説
  九州・沖縄の人口移動―転出超過に転じる

【Report】アジアの高齢化と介護ビジネスの展開   

 経済成長が著しいアジア諸国は、一見すると活力のある若い国・地域というイメージがあるが、実は今後、急速に高齢化が進むと予測され、介護ニーズも高まると考えられる。早くから高齢社会に向かう日本は、その経験を生かし、介護ビジネスをアジア諸国で展開できる可能性がある。

  • 将来のアジア諸国の高齢化率をみると、2050年には高齢化率のトップは日本から台湾に入れ替わる。また、現在高齢化率が日本より低い韓国や台湾、シンガポールなどは、日本よりも早いペースで高齢化が進むと予測されている。
  • これらの地域は高齢者の絶対数も非常に多く、将来的に介護需要が爆発的に増加すると予測される。
  • 日本の大手介護事業者のなかには、既に中国などに進出し、介護ビジネスを展開するケースがみられる。日本の介護は、技術の高さや効率性の点で優位性があり、これらをブランド力としてアジア展開することが必要である。

【One Point】 九州・沖縄の人口移動―転出超過に転じる  

  • 2012年の九州・沖縄の人口移動をみると、2011年の転入超過から、転出超過に転じた。
  • 他地域から九州に来る「転入」から、九州から他地域へ出る「転出」を除いた「転入超過数」はマイナスとなり、「転出超過」となった。2011年は東日本大震災により「転入超過」となっていたが、その動きが収束した。災害復興により、東北地域では人口流入がみられる。
  • 政令指定都市で比較すると、福岡市は全国第3位の転入超過都市となり、都市の吸引力の高さを裏付けた。

 

 

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