12/11、九経調創立70周年記念事業 第7回九経調未来セミナー -九州地域の30年後を考える-
「文化人類学からみた人間とAI・ロボットの近未来(仮題)」
人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」がやってくる。その結果、人は寝て暮らせるようになる。もしくは、AIやロボットから仕事を奪われる―――。
近年、ロボットやAIの技術進歩にあわせて、このような言説が盛んにされるようになりました。しかし科学技術は歴史上これまでもエイリアンのように、またファンタジーのように語られながら、人と技術とが相互作用する形で社会に浸透してきました。未来を考えるうえで、技術の側面だけではなく、それを受容する人の側面からのアプローチも重要ですが、我々はどう考えればよいでしょうか。今回の九経調未来セミナーでは、科学技術の人類学を専門とされている一橋大学の久保明教准教授をお呼びして、20世紀の科学技術に対する考え方の変化や、AIBOユーザーや将棋AIと対局したプロ棋士へのフィールドワークを通じた知見をもとに、科学技術と人間社会の近未来についてご講演頂きます。
会場の席数に限りがございますので、お早目にお申込みくださいませ。
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開催概要
日 時
2017年12月11日(月) 15:00~17:00
講 師
久保 明教 氏 一橋大学 大学院 社会学研究科 准教授博士(人間科学)。大阪大学大学院人間科学研究科、東京大学総合文化研究科、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、一橋大学大学院社会学研究科専任講師を経て現職。インドのIT産業と日本のロボットテクノロジーを対象とし、コンピュータ技術の浸透が人々の生活に与える影響について文化/社会人類学と科学技術社会論や科学哲学等の関連領域を接合する観点から調査・分析をおこなっている。 |
場 所
電気ビル共創館カンファレンスC(福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 電気ビル共創館3階)
参加費
賛助会員・BIZCOLI会員:無料/非会員:1,000円
定 員
80名
主 催
公益財団法人九州経済調査協会
お問い合わせ
公益財団法人 九州経済調査協会 調査研究部 担当:宮﨑(桃)・南
TEL:092-721-4905 FAX:092-721-4904
備 考
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
受講票等は発行いたしませんので、直接会場にお越し下さい。