12/24、2025年度九州経済の見通しを発表いたしました
当会は、25年度における九州(沖縄県含む)の実質域内総生産(GRP)成長率を前年度比+1.4%と予測します(表1,図1)。これは直近の全国の民間予測(シンクタンク9社平均:同+1.2%)を0.2%pt上回る水準です。 所得増を要因とした民間消費の回復が進みます。春闘など全国的な賃上げムードの高まりの中、九州においても足下で現金給与総額の増加がみられます。加えて、円安等に起因していた物価上昇が25年度は緩やかになることが予測されるため、民間消費の成長率は前年度を上回ります。 民間企業設備投資は前年度から引き続き高水準の成長が見込まれます。また、半導体関連の大型設備投資が相次いで竣工し、生産がスタートします。自動車産業では認証不正問題等からの挽回生産が進むとみられます。以上の要因から、鉱工業生産指数の成長率を大きく引き上げました。
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