6/7、都道府県CI・予測CI(景気動向指数・6月予測)を発表しました
九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数(都道府県CI) を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値(予測CI) をDATASALADにて公表しています。本稿では、2022年5月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2022年6月の予測CIを解説します。
|
2022年6月の九州7県の予測CI:4カ月ぶりマイナス 2022年6月における九州7県の予測CIは前月比▲0.5%の116.6となり、4カ月ぶりにマイナスとなりました。都道府県CIは、新型コロナウイルス感染者の減少等に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により2021年10月にプラスに反転しました。ただし、コロナ感染拡大第6波の影響が顕在化し、2022年1月にマイナスとなりました。6月予測値は、まん延防止等重点措置等の解除を受けて個人消費が回復する傾向にあるなか、物価上昇等から消費マインドが低下したことで消費分野の先行系列が悪化し、横ばい圏内で推移しています。 なお、全国は前月比▲1.3%の117.2となりました。九州と同様に消費分野の先行系列の伸びが減速したことが要因です。 |
|
主な内容はこちら |
スマートフォンの方はこちらをご覧ください。(※PDFビューワーが必要です)
DATASALAD(データサラダ)についてはこちらをご覧ください。
|