1/6、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年12月)を発表しました
九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2021年12月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。
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全国の宿泊稼働指数:3カ月連続上昇、前年を大幅に上回る 2021年12月における全国の宿泊稼働指数は53.7となり、前月の51.8を上回り、3カ月連続で上昇しました(図1)。12月は通常であれば需要が低下する時期ですが、新型コロナウイルスの感染状況が小康状態で推移したことに加え、県民割など需要喚起策の後押しにより、当月も稼働の改善傾向が続きました。前年は新型コロナウイルス感染拡大の第3波の影響で落ち込んでいたこともあり、前年同月に対して+21.0ptと大幅な改善となりました。
*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。算出方法は「参考資料」を参照
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