1/6、都道府県CI・予測CI(景気動向指数・1月予測)を発表しました
九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数(都道府県CI)を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値(予測CI)をDATASALADにて公表しています。本稿では、2021年12月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2022年1月の予測CIを解説します。
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2022年1月の九州7県の予測CI:消費・雇用分野の回復が継続し4カ月連続プラス 2022年1月における九州7県の予測CIは前月比+2.5%の107.6となり、4カ月連続でプラスとなりました。都道府県CIは、新型コロナウイルス感染者の減少等に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により2021年10月にプラスに反転し、1月もその傾向を継続するとみられます。回復を牽引するのは消費分野であり、先行系列は10月以降プラスとなり、12月値は前月の当初予測よりも上昇しました。1月もその勢いを継続している。また、雇用分野も緩やかに回復しています。以上のことから、都道府県CIは、消費・雇用分野の回復に支えられ、緩やかな伸びを継続するとみられます。 全国は前月比+3.0%の108.6となり、九州を上回るペースで回復するとみられます。2021年10月に緊急事態宣言等による行動制約が緩和されてプラスに反転し、2022年1月もその傾向が続いています。 |
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