7/6、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年6月)を発表しました

 九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
 本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2021年6月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。

全国の宿泊稼働指数:3カ月ぶり改善も、低迷続く

 2021年6月における全国の宿泊稼働指数は22.5となり、前月の20.0を上回り、3カ月ぶりに上昇しました(図1)。9都道府県で緊急事態宣言が6月20日に解除される(ただし7都道府県ではまん延防止等重点措置に移行)など、新型コロナウイルス感染拡大の第4波が落ち着くなかで、宿泊稼働は若干改善しました。しかし、水準は4月を下回る程度であり、また前年差のプラス幅は5.1ptと5月よりも小さくなっており、低迷が続く状況に変わりはありません。

*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。算出方法は「参考資料」を参照

 

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