5/11、都道府県CI・予測CI（景気動向指数・5月予測）を発表しました
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九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数（都道府県CI）を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値（予測CI）をDATASALADにて公表しています。本稿では、2021年4月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2021年5月の予測CIを解説します。
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2021年5月の九州7県の予測CI：2カ月連続プラス 2021年5月における九州7県の予測CIは前月比＋2.5％の106.8となり、2カ月連続でプラスとなりました。都道府県CIは2020年5月を底に反転し、2020年12月以降は一進一退で推移しています。2021年5月は消費、雇用分野がプラスに寄与し、前月を上回りました。特に雇用分野の寄与度が大きくなっています。 なお、5月7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い福岡県において緊急事態宣言の発出が決まり、5月12日より対象となります。酒類を提供する飲食店等への休業要請や不要不急の外出自粛が要請されるため、これまでの緊急事態宣言下の消費支出抑制と景気への悪影響が想定されますが、本推計には織り込まれていません。6月初旬に公表する推計値で反映される可能性があり、景気への影響を注視する必要があります。 全国は前月比＋4.7％の104.3となり、九州と同様にプラスとなりました。九州と同様に消費、雇用分野の回復が見込まれています。 |
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注1）2021年2月までは実績値（都道府県CI）、2021年3～5月は予測CI
注2）2021年5月7日時点の値
資料）九経調DATASALAD
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