232 道を生かす~九州の道路ストック活用調査~

232 道を生かす~九州の道路ストック活用調査~

A4版・110頁・2017年3月発行

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¥4,400(税込)
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目  次
はじめに
 1. 問題意識
 2. 報告書の構成
第1章 料金体系見直しによる道路の有効活用の可能性
 1. はじめに~料金体系見直しの意義
 2. 現行の料金体系とその背景・課題
 3. 料金体系見直しの方向性
第2章 SA・PAの有効活用による地域活性化の可能性
 1. SA・PAの運営・営業形態と立地状況 
 2. SA・PAの新たな動きと先進事例 
 3. SA・PAを拠点とした地域観光・地域振興のあり方
第3章 スマートICの有効活用による地域活性化の可能性
 1. はじめに
 2. 九州におけるIC・スマートICの現状と地域活性化
 3. アンケート調査からみたスマートICの設置効果
 4. 地域活性化と効果拡大の可能性
第4章 一般道路の実質“自専道化”の可能性
 1.
はじめに
 2. 道路の種類と高速道路
 3. 一般道路の混雑箇所の事例
 4. “自専道化”の可能性
まとめ  
 1. 九州の活性化に向けて
 2. 今後の課題~ITSの活用による活性化の追求

 

概  要
2015年の東九州自動車道の北九州~宮崎間の開通により、九州の高速道路は循環型(Ring)ネットワークとなった。Ringのネットワークを有効に活用することで、九州の活性化が進むことが期待されている。
本稿では、Ringの有効活用が九州の活性化につながる4つの視点、①料金体系と弾力運用、②SA・PAの有効活用、③スマートICの有効活用、④一般道の実質“自専道化”を設定し、それぞれの可能性について検討した。
検討の結果、九州の活性化に向けては、①料金体系等の九州独自の企画・運用を可能とする「NEXCO九州」の設立、②地元自治体や企業・団体、公共交通機関などの関与を更に進めたSA・PAの地域開放、③今後のスマートICの設置や幹線道路体系についてオール九州の視点で議論する広域的な協議体づくりの3つを提案した。
更に、「道を生かす」ことによる九州の活性化を加速させるため、ITSの利用による「安全対策と道の生かし方」の研究と先進的な社会実験の展開を今後の課題とした。


 

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