10/4、都道府県CI・予測CI(景気動向指数・10月予測)を発表しました
九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数(都道府県CI) を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値(予測CI) をDATASALADにて公表しています。本稿では、2022年9月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2022年10月の予測CIを解説します。
|
2022年10月の九州7県の予測CI:2カ月連続マイナス
2022年10月における九州7県の予測CIは前月比▲1.3%の118.1となり、2カ月連続でマイナスとなった。都道府県CIは、新型コロナウイルス感染者の減少等に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により2021年10月にプラスに反転しました。ただし、コロナ感染拡大第6波の影響が顕在化し、2022年1月にマイナスとなりました。前回予測(2022年9月6日時点)ではコロナ感染拡大第7波の影響が顕在化し、7~9月でマイナスとなりました。今回予測で8月はプラスとりましたが、9、10月は消費分野の先行系列が伸び悩み、マイナスとなっています。
なお、全国は前月比▲1.0%の109.6となった。九州と同様に消費分野の先行系列がマイナスとなっています。
|
|
主な内容はこちら |
スマートフォンの方はこちらをご覧ください。(※PDFビューワーが必要です)
DATASALAD(データサラダ)についてはこちらをご覧ください。
|