7/5、都道府県CI・予測CI(景気動向指数・7月予測)を発表しました
九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数(都道府県CI) を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値(予測CI) をDATASALADにて公表しています。本稿では、2022年6月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2022年7月の予測CIを解説します。
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2022年7月の九州7県の予測CI:2カ月ぶりプラス 2022年7月における九州7県の予測CIは前月比+1.9%の119.3となり、2カ月ぶりにプラスとなりました。都道府県CIは、新型コロナウイルス感染者の減少等に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により2021年10月にプラスに反転しました。ただし、コロナ感染拡大第6波の影響が顕在化し、2022年1月と2月にマイナスとなりました。その後、5月まで持ち直していましたが、6月にマイナスに転じ足踏み状態となりました。7月予測値は、個人消費が回復したほか、輸送用機械や電子部品等の生産見通しも回復したことからプラスとなりました。
なお、全国は前月比+1.0%の114.4となりました。九州と同様に消費・生産分野の先行系列が回復したことが要因です。
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