12/6、都道府県CI・予測CI(景気動向指数・12月予測)を発表しました
九経調では、2020年4月から全国の地域ブロック別、都道府県別の景気動向指数(都道府県CI)を作成し公表しています。加えて、政府統計等が公表されていない足元までの期間について、インターネット上の日次データや機械学習の手法を用いて、都道府県CIの3カ月先を予測した景気動向指数の予測値(予測CI)をDATASALADにて公表しています。本稿では、2021年11月末日までの統計、インターネット上のビッグデータを用いて推計した2021年12月の予測CIを解説します。
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2021年12月の九州7県の予測CI:消費分野の回復が継続し3カ月連続プラス 2021年12月における九州7県の予測CIは前月比+0.8の102.2となり、3カ月連続でプラスとなりました。都道府県CIは、新型コロナウイルス感染者の減少等に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除により10月にプラスに反転しました。12月もその傾向を継続するとみられます。12月も、10、11月に続き消費分野の先行指標がプラスとなったことが要因です。また、12月は11月に比べて生産分野の先行系列の回復ペースが減速しました。以上のことから、都道府県CIは、消費分野の回復に支えられ、緩やかな伸びを背景に回復するとみられます。 全国は前月比+2.4%の104.0となり、九州を上回るペースで回復するとみられます。10月に緊急事態宣言等による行動制約が緩和されてプラスに反転し、12月もその傾向が続いています。 |
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