6/5、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2020年5月)を発表しました
九経調DATASALADでは、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化している。
本稿では、市町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2020年5月末時点における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析する。
なお、4月における緊急事態宣言の発令に伴い、宿泊施設の休業が相次いでいる。本稿の宿泊稼働指数は、休業した宿泊施設を除くための処理 を行っており、前月までに公表した指数とは作成方法が異なる。
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全国の宿泊稼働指数:2020年5月は全国で前月差4.3ptの改善
2020年5月における全国の宿泊稼働指数は10.1となり、前年差▲46.5ptと大きく下落した(図1)。ただし、前月の5.8から4.3pt改善している。
*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、
稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。
*2020年5月中に空室が20日以上提供されている施設のみを対象とし、過去に遡って指数を算出した
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