『2012年版九州経済白書』を発行しました
円高と九州経済-強まる生産の拠点性
1967 年に創刊し今年で45 回目を迎える九州経済白書。今年のテーマは、「円高と九州経済」です。2011年3 月11 日、東日本を襲った未曽有の大震災は、九州にも影響を与えましたが、急速なサプライチェーンの復旧もあり、九州への影響は軽微にとどまりました。震災による直接的な影響は終息したものの、むしろ重要なのは、震災後の円高をはじめとした製造業を取り巻く環境の厳しさにあります。しかし厳しい中にも九州の製造業には力強さがあります。これまでの量的な資本ストックの蓄積の上に、質的な機能が加わろうとしているからです。
2012 年版「九州経済白書」は生産機能に焦点をあて、3.11 東日本大震災の影響とこの間の構造的な動きを捉えます。
【目 次】
総論
1章 3.11 東日本大震災後の九州経済
2章 生産の拠点化が進む九州の工場
3章 わが国の牽引役となる九州
各論
4章 リーマンショック後の製造業の経営とイノベーション
5章 国内での拠点性を高める大規模工場
6章 経済環境の変化の下で試練が続く中小製造業
発行:2012年2月/A4版・115頁
定価:3,150円(税込)
(会員価格:2,625円、税込)
今年も九州経済白書の刊行に際し、九州・沖縄・山口12会場で説明会(無料)を開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
■2012年版九州経済白書ご購入方法
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