2008年版九州経済白書 発行
2008年版 九州経済の白書を発行いたしました。
本書では「地域格差」およびその背景にあるグローバル化をテーマにとりあげています。
九州では北部九州を中心に、大型の設備投資が次々と実施され、わが国における輸出拠点としての地歩を固めつつあります。一方では消費に回復感がなく、これまでの“大型”景気時に見られたような生産から消費への、そして大都市圏から地方圏への波及は限られ、九州域内における“南北格差”問題を拡大させたまま、“大型”景気は終焉を迎えようとしています。
そこで、地域格差の実態を生産、所得、消費等の面から詳細に分析するとともに、大学へのアンケートや派遣・請負を行う企業へのアンケート等により、人口、労働力流出が進む実態をまとめました。そして今般の景気の実相と格差拡大のメカニズムを明らかにし、格差の連鎖をほどくためのポイントについて提示しています。
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