九州・山口の住宅ストックの現状
九州・山口の住宅ストックの現状
1997年の景気後退以降、住宅投資が低迷している。九州8県の住宅着工戸数は1999年7~9月期以来、4四半期連続でマイナスとなっている。これは、単に景気の低迷によるものだけではなく、構造的な変化もその要因であるといわれている。
本稿では、九州の住宅市場の動向が、長期的にみてどのように変化してきたのか、またその要因は何かを分析するとともに、それらを踏まえて、今後の住宅市場を展望する。
内容
【 目 次 】
住宅市場の動向と展望
1.住宅建設の動向
2.質の向上進む住宅
3.ストックの変化
4.住宅需要の将来展望
成長が期待される住宅リフォーム産業
1.リフォーム市場の動向
2.住宅リフォームの需要
3.住宅リフォーム産業の展望
都心回帰するマンションニーズ
1.九州におけるマンションの推移
2.現在のマンション市場の活況原因
3.多様化するライフスタイルに対応したマンションの増加
九州・山口の住宅ストックの現状
― 1998年 住宅・土地統計調査 ― (解説)
付表1 所有関係別住宅数、世帯数、世帯人員の推移
付表2 居住世帯の有無別住宅数の推移
付表3 建築時期別住宅数の推移
付表4 建て方、階数別住宅数の推移
付表5 高齢者主世帯数の推移
付表6 世帯の年間収入階級・所有関係別普通世帯数の推移
付表7 住宅の種類別1カ月当り家賃
付表8 家計支持者の年齢別普通世帯数の推移
付表9 1993年以降に建築された持家の内訳
付表10 住宅の規模指標の推移
付表11 最低居住水準・誘導居住水準状況別主世帯数
付表12 住宅の種類別1畳当り家賃の推移
付表13 住宅の建築の時期、腐朽破損の程度別住宅数
付表14 家計支持者の通勤時間別世帯数の推移
付表15 高齢者のための設備の工事状況別持家数
付表16 普通世帯が現住居以外に所有する住宅数