公益財団法人移行のご挨拶
会員ならびに関係各位には、日頃より格別のご支援、ご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。
さて当会は、4月1日より公益財団法人九州経済調査協会として新たにスタートすることになりました。
当会の創立は昭和21年(1946年)10月25日に遡ります。祖国の復興、九州の復興を真剣に考えた有志の方々によって、経済再建の方策を科学的に研究する機関として創立されました。
草創期は、戦後の混乱で焼失した統計の収集からのスタートでありました。その後、食糧増産のための農業やエネルギー転換の中での石炭産業、自動車産業誘致のための研究等々、九州の基幹産業の振興に関する研究実績を残して参りました。昭和42年(1967年)には第1回「九州経済白書」を刊行し、以来、今年で46回目を発刊することが出来ました。いつの時代も地域に求められる事業を展開して参りました。
昨年は40年間住みなれた福岡市大名から電気ビル共創館に移転し、事務所を一新いたしました。新しい経済図書館 BIZ COMMUNICATION LIBRARY(BIZCOLI)も大変好評をいただいており、公益財団法人に相応しい器が出来たのではないかと喜んでおります。
この度、公益財団法人九州経済調査協会となりまして、これまで以上に地域の皆様のニーズに応えるとともに地域の発展に役に立つ実践的な調査研究を行って参ります。引き続き当会をお引き立て賜れば幸いに存じます。
最後に、皆様の益々のご繁栄とご健勝を祈念申し上げて、移行のご挨拶とさせていただきます。
公益財団法人九州経済調査協会