7/21、第7回九州産業大学xBIZCOLIコラボセミナー <WEB開催>「ポストコロナ時代の新たな価値へのアプローチ~九産大メソッドでコロナが生んだ課題に迫る~」

 

第7回九州産業大学×BIZCOLIコラボセミナーでは、総合大学の強みを活かし、各研究分野からポストコロナ時代を見据えた対応策の提案について、ご紹介します。
世界中が新型コロナウイルスの猛威に直面しており、社会・経済活動に与える影響は多大なものとなっています。しかしながら、社会経済活動を再活性化するためには、そこで生まれた新たな価値・課題へ向けたアプローチが重要となっています。

第1部は、水産業と観光の連携による地域振興について、コロナ禍の事例を中心にご紹介します。

第2部は、コロナは人々のメンタルヘルスにも影響しています。そこで、学生が相互に支援できるピア・サポートにフォーカスし、臨床心理学科とデザイン学科のコラボレーションで支援過程を構造化・視覚化したツールを開発しました。学生主導で進めた開発過程と活用法をお話します。

 

                           

                                                                                                   
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開催概要

日 時

 7月21日(水) 18:30~19:30
  ※ZOOMによるWEB限定のセミナーとなります。

 

内 容

 第1部 「水産業と観光の連携による地域振興~コロナ禍の事例を中心に~」
     講 師: 行平 真也 氏(九州産業大学 地域共創学部地域づくり学科 講師)

 地域には美味しい魚がたくさんあり、それを活かした地域振興の取り組みが各地で行われています。コロナ禍においては、観光業や飲食業が大変厳しい状況に置かれており、それらに関連する産業である水産業も同じく厳しい状況です。
 このような中ですが、2020年度に大分県津久見市で行われた津久見モイカフェスタでは、売り上げが前年度を上回りました。お客様からのアンケート調査結果を基にした広報戦略が功を奏した結果だと考えられます。また、コロナ後を見据えて、今から水産業と観光の連携を改めて考えていこうとする地域もあります。
 本セミナーでは水産業と観光の連携について大分県の県南地域の事例を紹介させて頂きます。「コロナ禍ではなかなか移動が出来ないから、スーパーで大分県産の魚を購入して家で食べよう」、「コロナが収束したら大分県に観光に行って美味しい魚を食べよう」、そう皆様に思っていただけると幸いです。

 第2部 「コロナ禍のピア・サポート~学生のメンタルヘルスへのアプローチ」
     講 師: 真島 猛 氏    (九州産業大学 芸術学部ビジュアルデザイン学科 教授)
                  窪田 由紀 氏(九州産業大学 人間科学部臨床心理学科 教授)

 ピア・サポートとは、文字通りピア(仲間)を支援する活動です。身近なところで支援が受けられるという支援を受ける側の利点、コミュニケーションスキルや自己効力感の向上に繋がるという支援を提供する側の利点が期待されています。しかしながら、十分な研修・訓練なしの取組みで、不適切な支援による双方の傷つきや負担に繋がる危険性も指摘されています。
 本プロジェクトでは、新型コロナ禍において安全かつ有効にピア・サポートによる学生支援を展開するために、臨床心理学科とデザイン学科のコラボレーションによって、支援過程を構造化し,視覚化したツールの開発を試みました。本ツールの活用によって、学生相互の交流が促進されて新型コロナ禍における孤立感の解消に繋がることや、多くの学生が支援を提供する側としてピア・サポートの輪を広げていく可能性を期待しています。
 本セミナーでは、学生主導で進めた開発過程を含めてお話します。

 

 

講師紹介

行平 真也 氏(九州産業大学 地域共創学部地域づくり学科 講師)

大分県出身。長崎大学水産学部卒業、九州大学大学院修士課程を中退し、2008年より大分県に入庁。水産振興課など8年間の勤務後、2016年より大島商船高等専門学校商船学科助教、准教授を経て、2019年より現職。「海を活かしたまちづくり」を掲げて、水産振興や海上交通の研究に取り組んでいる。臼杵市市政アドバイザー、津久見市観光協会アドバイザーなどを拝命し、大分県の県南地域を中心に活動している。博士(工学)。
 

真島 猛 氏(九州産業大学 芸術学部ビジュアルデザイン学科 教授)

福岡県出身。九州産業大学芸術学部デザイン学科インダストリアルデザイン専攻。電機メーカーにてプロダクトデザイナー、ゲームメーカーにてアートディレクター、大学にてデザインコーディネーターとして従事。現在は専任教員として、デザイン教育と実践に必要とする技術習得のための指導を行う。主な研究テーマは「食品ロスの削減のためのデザイン及び研究」。現在から未来の様々な問題解決のためのデザインと研究に従事。 
 

窪田 由紀 氏(九州産業大学 人間科学部臨床心理学科 教授)

福岡県出身。九州大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士後期課程単位取得後満期退学。博士(学術)。専門は臨床コミュニティ心理学。臨床心理士、公認心理師。文部科学省児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議主査、日本臨床心理士会教育領域委員会委員、日本公認心理師協会教育分野委員会副委員長。本務の傍ら、20年近くスクールカウンセラーとして小中高の学校現場で活動。学校危機の予防と支援の実践と研究に従事。

 

参加費

 賛助会員・BIZCOLI会員 無料

 一般 1,000円 (クレジット決済のみ)
    注:クレジット決済後のキャンセルおよび返金はできかねますので、 予めご了承願います。(※セミナー中止の場合を除く)

 

定 員

 50名(定員になり次第締め切り)
 
 

ご参加について

  ★ 参加方法はこちらをご覧ください。
  ★ 参加までの流れ
    ①登録完了メール(自動送信)※自動送信メールが届かない場合はご連絡ください。
            ②開催1時間前のリマインダーメール ※資料のURLをご確認ください。
    ③開催日:参加URL、またはID・パスワードにてアクセス

 

締 切 

   7月20日(火) 13:00 までにお申し込みください ※事前のお申込が必要です

 

主 催  

  九州産業大学産業経営研究所  九州産業大学学術研究推進機構 (公財)九州経済調査協会

 

お問い合わせ

  公益財団法人 九州経済調査協会 BIZCOLI (担当:牟田・平田)
  TEL:092-721-4909 E-mail:bizcoli@kerc.or.jp

 

備 考
  ZOOMによるWEB限定のセミナーとなります。インターネットを通じて開催します。
  BIZCOLIが会場ではございませんのでご注意ください。
     ご参加にあたっては、登録後に送られてくる「お申込確認メール】に記載された
  参加URLが必要です。開催前日の17:00までに届かない場合は、ご連絡ください。

 

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