6/8、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年5月)を発表しました

 九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
 本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2021年5月および同年ゴールデンウィークにおける新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。

全国の宿泊稼働指数:2カ月連続で悪化

 2021年5月における全国の宿泊稼働指数は20.0となり、前月の23.0を下回り、2カ月連続で低下しました(図1)。4月より、新型コロナウイルス感染拡大の第4波およびそれに伴う緊急事態宣言によって、宿泊施設の稼働は低下してきました。5月には緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域が全国各地に拡大したこともあって、稼働がさらに低下しました。なおコロナ禍による宿泊稼働の悪化から1年が経過したことで、前年差では+9.6ptと3カ月連続で前年を上回っていますが、プラス幅は4月より縮小しました。

*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。算出方法は「参考資料」を参照

 

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