6/7、2023年5月の宿泊稼働指数を発表しました
九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、人流や求人等のビッグデータ・オルタナティブデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
本稿では、当会が宿泊予約サイトより取得したデータをもとに算出している「宿泊稼働指数 」を活用し、2023年5月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。
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全国の宿泊稼働指数: 2カ月連続で低下 2023年5月における全国の宿泊稼働指数は58.5で、前月の61.5を下回り、2カ月連続で低下しました(図1)。5月は、ゴールデンウィーク後半に指数が急上昇したものの、以降は盛り上がりの材料に欠いたことから、月全体の指数は前月をわずかながら下回りました。
前年差は+13.7ptとなり、上昇幅は前月より小さくなったものの、プラスでの推移が続いています。また2019年5月の指数は53.9であり、2023年の5月はおよそコロナ前並みの水準となっています。
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