5/10、2023年4月の宿泊稼働指数を発表しました
九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、人流や求人等のビッグデータ・オルタナティブデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
本稿では、当会が宿泊予約サイトより取得したデータをもとに算出している「宿泊稼働指数 」を活用し、2023年4月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。
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全国の宿泊稼働指数: 3カ月ぶりに低下 2023年4月における全国の宿泊稼働指数は61.5で、前月の74.6を下回り、3カ月ぶりに低下しました(図1)。例年4月は、春休みシーズンからゴールデンウィークの狭間にあたり、宿泊稼働率が前月より低下する傾向にあります。本年においても、インバウンドの回復は続くものの、国内需要に関しては、盛り上がりの題材に欠けたことから、低下に至ったと推測されます。 前年差は+15.8ptとなり、上昇幅は前月より小さくなったものの、プラスでの推移が続いています。また、2019年4月の指数は60.8であり、2023年の4月はおよそコロナ前並みの水準となっています。 |
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