2/8、2023年1月の宿泊稼働指数を発表しました

2023年1月の宿泊稼働指数

 九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、人流や求人等のビッグデータ・オルタナティブデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
 本稿では、当会が宿泊予約サイトより取得したデータをもとに算出している「宿泊稼働指数 」を活用し、2023年1月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。

全国の宿泊稼働指数: 前月からの下落幅は過去2番目に大きく

 2023年1月における全国の宿泊稼働指数は50.4で、前月の68.6を下回り、2カ月連続で低下しました(図1)。前年差は+18.3ptで、15カ月連続のプラスとなりました。
 1月は例年、観光のオフシーズンとなり、上旬を中心に稼働指数が低い傾向にある。過去をみても、2019年は37.5、2020年は33.8であり、今年はそれらよりも高い水準にあります。ただし、前月差の▲18.2ptは、新型コロナ第6波が急速に拡大した2022年1月(同▲21.6pt)に次ぐ下落幅となっています。人々の観光マインドは堅調で、インバウンド需要も回復に向かっていることから、過去同月との比較では高い値を示した一方で、1月から全国旅行支援の割引額が縮小されたことにより、12月までの旺盛な状況に一服感があらわれています。

 

 

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