9/6、2022年8月の宿泊稼働指数を発表しました
九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、人流や求人等のビッグデータ・オルタナティブデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
本稿では、当会が宿泊予約サイトより取得したデータをもとに算出している「宿泊稼働指数」を活用し、2022年8月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。
|
全国の宿泊稼働指数: 2カ月連続で上昇 2022年8月における全国の宿泊稼働指数は54.8となり、前月の45.8を上回り、2カ月連続で上昇した(図1)。8月は新型コロナウイルスの感染拡大が続いたものの、政府による行動制限は発令されず、県民割などの宿泊キャンペーンが概ね継続されたことから、過去の感染拡大局面と比較して宿泊需要は落ち込まず、夏休みの観光シーズンと相まって、宿泊稼働指数は前月より上昇した。また、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の発令があった前年と比較しても、今年の指数はそれを大きく上回っています。 |
|
主な内容はこちら |
スマートフォンの方はこちらをご覧ください。(※PDFビューワーが必要です)
DATASALAD(データサラダ)についてはこちらをご覧ください。
|