2022年度九州経済の見通しを発表いたしました

 

 当会は、2022年度における九州(沖縄県含む)の実質域内総生産(GRP)を50.6兆円、成長率を+3.5%と予測しています(表1、図1)。これは新型コロナウイルス感染拡大前で最も高かった18年度の50.2兆円を0.7%(約3,505億円)上回る水準です。

 コロナ変異種が感染再拡大するリスクなどはあるものの、現時点では感染状況が安定していることから、これまでコロナ禍で抑制されてきた消費行動が反動的に活発になる「リベンジ消費」の動きが出てきます。西九州新幹線の開業や、九州の各主要都市で進んでいる再開発も消費を喚起することが期待されます。また、九州の主たる産業のひとつである半導体関連を中心として、設備投資の動きが活発化しており、経済回復の大きな原動力となることが予想されます。海外経済の回復も、九州からの輸出を増加させ、域内総生産を引き上げる要因となります。なお、本見通しは、2022年度はコロナ感染拡大による緊急事態宣言などの発令を回避する前提のもと推計したものです。

 

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