10/5、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年9月)を発表しました

 九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
 本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2021年9月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。

全国の宿泊稼働指数2カ月連続で悪化も、下旬にかけ回復

 2021年9月における全国の宿泊稼働指数は22.3となり、前月の28.2を下回り、2カ月連続で低下しました(図1)。9月は8月に比べて需要が低下する時期ではありますが、新型コロナウイルス感染拡大の第5波が続くなかで、全体として低調に推移しました。ただし、第5波の新規感染者数は8月下旬にピークアウトし、国の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が9月12日をもって一部地域で解除、9月30日をもって全面解除となるなど、経済活動も正常化が進んみました。それを受け、宿泊施設の稼働状況も、9月下旬にかけて緩やかに改善が進んだほか、シルバーウィーク中には一時的な上昇もみられました。

*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。算出方法は「参考資料」を参照

 

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