8/5、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年7月)を発表しました
九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、2021年7月における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析します。
|
全国の宿泊稼働指数:2カ月連続で改善
2021年7月における全国の宿泊稼働指数は30.4となり、前月の22.5を上回り、2カ月連続で上昇しました(図1)。5道府県(北海道、愛知県、京都府、兵庫県、福岡県)のまん延防止等重点措置が7/11までで解除されるなど、新型コロナウイルス感染拡大の第4波が収束するなかで、7/22~25の4連休にかけて、宿泊稼働は改善が継続しました。稼働低迷が続く状況に変わりはありませんが、前年差のプラス幅は6.5ptと前月よりも若干大きくなりました。
*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。算出方法は「参考資料」を参照
|
|
主な内容はこちら |
スマートフォンの方はこちらをご覧ください。(※PDFビューワーが必要です)
DATASALAD(データサラダ)についてはこちらをご覧ください。
|