4/9、観光人流モニタリングサービス「おでかけウォッチャー」における「訪日版」提供開始について
当会は、観光人流モニタリングサービス「おでかけウォッチャー(https://odekake-watcher.info/)」において、株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新村 生、以下「ブログウォッチャー」)が提供する国内最⼤規模の訪日外国人位置情報ビッグデータ「デジタル観光統計(訪日版)」を活用し、新しいサービス「おでかけウォッチャー(訪日版)」(以下、「本サービス」)の提供を開始することをお知らせいたします。
本サービスは訪日外国人の日本国内での動態を分析するためのサービスであり、自地域への国籍別来訪者数などの基礎情報把握から、訪日外国人誘客の日本全体での周遊ルート把握、スポットやメッシュ単位の観光目的把握を通じて、定量的なデータを元に訪日外国人向け観光戦略・施策の検討を可能にします。また、本サービスの利用に関し、5月17日(金)にブログウォッチャーが主催するセミナーの開催も予定されています。訪日外国人を地域誘客するための、分析手法・地域事例・本サービスの活用方法をお伝えします。
セミナーの詳細はこちら
■おでかけウォッチャー(訪日版)の開発背景
コロナ前水準を超える訪日外国人が日本を訪れる中、三大都市圏への集中により都市部ではオーバーツーリズムが発生しています。一方、地方では訪日外国人を誘客したいものの、何をどのように検討していけば良いか分からない状況にあります。
希望する全ての地域が訪日需要を享受できる状況の実現を目指し、地方自治体が直面する誘客の課題に対して、効果的な検討手法とダッシュボード開発を通じて解決策を提供します。
■おでかけウォッチャー(訪日版)について
本サービスは「デジタル観光統計(訪日版)」を搭載した、データ分析初学者でも扱いやすい直感的な操作とグラフィカルな可視化が特徴の観光人流モニタリングツールです。
本サービスの開発には、株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)の観光に関する調査・研究、地域振興機関『じゃらんリサーチセンター』(センター長:沢登 次彦、以下JRC)とブログウォッチャーが実施した共同研究「地図で読み解くインバウンド地方分散研究」の研究成果の一部が活用されています。
※「デジタル観光統計(訪日版)」に関して、詳細はこちらをご覧ください。
※訪日外国人のデータは、スマートフォンアプリ利用者から個別に許諾を得て取得したGPS位置情報データを、特定の個人が識別されない形式に加工して集計しております。
※データのご利用には、会員登録が必要です。 |
■おでかけウォッチャー(訪日版)の分析機能
★人気のエリア・人気の都道府県単位の周遊パターンを把握 |
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★都道府県単位の周遊パターンを指定し、日別の周遊ルートを把握 |
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★機能の一覧 |
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■おでかけウォッチャーの概要
- 市区町村および観光スポット来訪者の行動特徴を準リアルタイム提供するWebサービスです。
- 任意の観光スポットに対する、月曜~日曜までの日別来訪者数を翌木曜に把握可能です。
- 自治体、DMO、観光協会等ご所属の方、教育・研究機関、マスコミの方は、登録後、基本サービスは無償でご利用いただけます。
- ※民間企業等の方は、より詳細な分析が可能となっているプレミアムサービス(有償)の国内版・訪日版をお申し込みいただけます。
- データのご利用には、会員登録が必要です。「おでかけウォッチャー」WEBサイト経由で、無償アカウントの発行をお申し込みいただくことで基本サービスをご利用いただけます。
【本リリースに関するお問い合せ先】
公益財団法人九州経済調査協会 岡野・渡辺・河村