11/4、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2020年10月)を発表しました

 九経調DATASALAD(https://datasalad.jp/)では、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化しています。
 本稿では、市区町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数」を活用し、2020年10月末時点における新型コロナウイルス感染拡大による宿泊施設への影響を分析しました。
 なお、2020年4月における緊急事態宣言の発令に伴い、宿泊施設の休業がみられていることから、本稿の宿泊稼働指数は、休業した宿泊施設を除くための処理を行っています。

全国の宿泊稼働指数 6カ月連続の改善

 2020年10月における全国の宿泊稼働指数は41.3となり、前月の32.0より9.3pt高い水準となりました。2020年4月を底にして6カ月連続で改善しています(図1)。前年差は▲16.5ptと、2020年2月以降で低下幅が最も小さくなりました。新型コロナウイルスの感染状況が9月から横ばいで推移するなか、GoToトラベルキャンペーンの対象に東京都発着の旅行が追加されたことで、稼働の回復トレンドが続きました。

*宿泊稼働指数は日次の空室の水準を指数化したもので、九経調が独自に推計。原数値は0から100の間の数値をとり、 稼働状況が良い場合は100に、稼働状況が悪い場合は0に近づく。
*4月に20日以上かつ5月に20日以上空室が提供されている施設のみを対象とし、過去に遡って指数を算出した

 

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