4/2、新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響を発表いたしました

 九経調DATASALADでは、景気、産業、社会に関する政府統計に加え、 APIやスクレイピングによって日々収集したインターネット上のビッグデータを、地域の景気や産業の動向を分析する指標として加工、可視化している。
本稿では、市町村別の宿泊施設の稼働状況をリアルタイムで把握できる「日次宿泊稼働指数 」を活用し、 2020年 3月末時点における 新型コロナ ウイルス 感染拡大による 宿泊施設への 影響を分析する。

全国の宿泊稼働 指数 2020年 3月は全国で前年差▲ 41.8ptの大幅下落

 2020年 3月における全国の宿泊稼働指数 1は 14.2となり、前年差▲ 41.8ptと大きく下落した。前年差の下落幅は、比較可能な 2019年 7月以降、最大となっている。 2019年 9月頃から日韓関係の悪化による影響がみられていたが、 2020年 2月より新型コロナウイルス感染拡大の影響 が生じ始め 、 3月 はより強く影響を受けた 。

宿泊稼働指数が低下した要因は、インバウンド( 外国人客 の減少と、日本人客の減少の双方が考えられる。1月末から 2月前半にかけては、中国の団体旅行での渡航禁止措置などの影響もあり、外国人客の減少がみられた が 、 2月中旬以降、 政府の要請により、 国内の 大規模なスポーツ・文化イベント、会合がほぼ 中止・延期とな ったことから、 国内客の宿泊キャンセルの影響も 強く 出ているとみられる。


注)2020年4月1日時点の推計値
資料)九経調 DATASALAD

 

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